「説明は後だ、とにかく倒せ…!!」



冬可に怒鳴られて、ようやくあたしは意識を取り戻した。



『…分かった』



…でも、ダメージは大きいせいか、ペースはかなり遅くなってしまう。

それでもあたしは、一緒になって男達を殴る。



さすがに冬可ほどドンドン進んで行く訳ではないけれど、それでも少しずつ。

周りの敵を倒した。