涙なんて柄じゃない。
それを隠そうとして俯いたついでに、次吉に尋ねた。
「綺斗って名前、誰が付けたの?」
「ん? ああ、それな……」
次吉は気恥ずかしそうに顎鬚を掻いた。
「……俺なんだ」
* * * * * *
「……ってわけ。カジちゃんも本当に名付け親だったんだねー。綺斗くんも幸せに暮らしてるんだとさ。めでたしめでたし!」
スバルは話し終えると、金ピカの腕時計に目をやった。
それを隠そうとして俯いたついでに、次吉に尋ねた。
「綺斗って名前、誰が付けたの?」
「ん? ああ、それな……」
次吉は気恥ずかしそうに顎鬚を掻いた。
「……俺なんだ」
* * * * * *
「……ってわけ。カジちゃんも本当に名付け親だったんだねー。綺斗くんも幸せに暮らしてるんだとさ。めでたしめでたし!」
スバルは話し終えると、金ピカの腕時計に目をやった。


