ラジカルギャングズGODFATHER

「はい! ……はい、そうですけど……はい、──え?」


何度も相槌を打ったり否定したりする燈路を見つめる3人。

やがて通話が終わると、スバルが身を乗り出して内容を訊ねてきた。


「で? なんだって?」


燈路は首を横に振って、「母親じゃありませんでした」と肩を落とした。


「何でそんなことが分かる?」


燈路は「捨てた場所を知らなかったから」と答えた。

つまり、母親本人であれば捨てた場所を答えられるはずなのだ。


「そうまでして欲しがる親もいるのに、全く、捨てた奴の気が知れねぇな」