ラジカルギャングズGODFATHER

「──仕方ないなあ」


立ち上がると、毛布に赤ん坊を包んで、大事に抱えて走り出した。


あの角を曲がったらコンビニがある。
そこで何か温かい物でも買って……


──そんなことを考えながら角を曲がろうとしたその矢先のことだった。


バイクの音が近付いているのは前から気付いていたが、まさか今ここで鉢合わせるとは思いもよらず、燈路は近距離でバイクのライトに照らされた。



目を閉じる。




──轢かれる──!