ラジカルギャングズGODFATHER

子供と言っても、まだ生まれて間もないと思われる小さな赤ん坊。

抱きかかえると腕の中にすっかり収まってしまう。


それにしても、なんと重いことだろう。


不思議そうに見つめるものの、あやし方を知らないから、赤ん坊は泣き続けている。


きっちりダンボールに容れて、毛布と言う防寒対策までしてある辺り、意識して捨てたとしか考えられない。


可哀想に……


できれば逃げている最中で面倒に巻き込まれたくない。

かといって見て見ぬ振りをするのは、良心が許さない。


警察に届けるか……──いや、それは絶対に無理だ。
こんな時間に外をうろついているところですでにアウトである。