「酷いよ……叔父さん。」

なんて、乱暴な人だろう。喉が涸れて小さく咳込んだ。



「そう言うな。千波を思うからこそなのだから。」

叔父は満足げに俺を見据えた。


「嘘だね!叔父さんはいっつもそうだ、今回だって自分の知的好奇心を満たしたかっただけだろ!」

悔しくて涙目になる。





「大袈裟だな、ただ擽ってボイスサンプルを録っていただけだろう!」

そう、半裸にされて擽り続けられること一時間、叔父の研究資料として俺は時々無償の奉仕をさせられている。