｢……風呂に入ってたんだよ！バカヤロー御主人様！｣

濡れたまま、鴨川君は俺の家にやって来た。
急いで着替えたらしい。


｢ごめんなさいっ！｣

謝るしかない。


｢っくしょん！｣


｢あ……、あがってく？｣

タオルを用意する。


｢当たり前だ……今すぐにでもこのアンテナ引っこ抜かせてもらわないと。｣

鴨川君に言われて思い出した……。
そうだ、おじさんにすぐ頼めるし、ちょうどいい。
ついでに、友達を紹介出来る。