とある山脈の頂きに怪しげな黒づくめの集団がいた。
一斉に呪文のようなものを唱えるその姿は異様そのものであった。
「世界をあるべき姿に・・・彼を三度この世界に・・・」
邪悪な魔力があふれ出し、頭上に空間の亀裂が現れる。
そこから噴き出す瘴気と共に漆黒の扉がこの世界に呼び起されようとしていた。
そしてそれから10年後-----
世界に呼び起されたデモンズゲートによって魔力があふれ出す。
邪悪な魔物が異世界より現れて人々は恐怖に支配された。
魔物討伐に大陸王達が立ちあがろうとした時に異変に気づく。
聖霊の力が封印されてしまっていたのだった。
どこからか聞こえてきた唯一の希望は、伝説になったシルク・スカーレットによって生み出された希望の宝具。
その宝具を託された勇者が立夏の大陸の何処かにいるということであった。
小さな勇者達は世界を救うべく立ちあがるのか――!?
続く・・・