――厳冬の大陸。 「サスケ様……」 ある少女がサスケの元を訪れた。 サスケは振り向きもしない。 「サスケ様の元には私を含め8人の精霊使いが集まりました。 この試練。サスケ様はどうぞ、お座りになって見ていてください」 サスケは何も応えない。 しかしその背中からは恐怖で身が縮むほどに研ぎ澄まされた魔力が放たれていた。