それからサモンはシルクの分の夕飯を用意した。

久しぶりに食卓を囲う。

だが、時折フレアと共にリコの部屋に消えた。

『シルク、大丈夫ですか?』

「大丈夫……ではない、かな。

でも平気だよ、ありがとうミカエル」

いつもの笑顔とは違ったが、作り笑顔などではなかった。

ミカエルはただそれに安心したのだった。