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素敵なお花畑が辺り一面に広がる場所に私は立っていた。


ここ、どこ?



「夏希、ほら…」



私の目の前に差し出された手。


それを視線で辿っていくと大好きな幸信の笑顔がそこにはあった。


幸信…


幸信の手を取る。


ちゃんと握られている手からは幸信の心地良い温もりが伝わってくる。


やっと、夢が叶った。


幸信の温もりを感じることができた。



「ちょっと歩こうか、夏希」


「うん!」



幸せだな。