「ふぁ~…」 いつもの日課である日記を書き終わり欠伸をしたところで睡魔に襲われた。 寝ようかな… と言っても最近は寝れてないんだ。 朝、目覚めた時に幸信がいなかったら… そう思うとなかなか寝られない。 「ちっ…またかよ…」 その時、不意に幸信の言葉が聞こえて来た。 「どうしたの?」 後ろに振り向き、幸信の姿を見てびっくりした。 そこには、体の下半分が消えかかっている幸信の姿があったからだ。 腰から下は全く見えない状態。 〝幸信が消えちゃう!〟 そう、直感で思ったんだ。