「イクエちゃんは話の中で何度も『狂気』って言葉を使ってたけど本当に俺達は狂気に犯されてるのかな」
その言葉に失望感を感じたのでイクエは自然とスネた表情を浮かべて聞き返した。
「じゃあユウイチさんはイカレてるのは世界の方で、ワタシ達がマトモって言いたいの?もしそうならちょっと失望しちゃうな」
「そうじゃないよ」
ユウイチはやや苦笑ぎみに説明する。
「俺達は他の人達と比べて少々タガがはずれてるだけの常識人なんじゃないかな。
病んでると言ってもいいけどね」
不意に言葉を切ってユウイチはイクエと繋いでいるのと逆の手で自分の腹から突き出た包丁の柄を指差した。
「隣人の狂気に脅かされてるのは俺達だって一緒だろ?」
その言葉に失望感を感じたのでイクエは自然とスネた表情を浮かべて聞き返した。
「じゃあユウイチさんはイカレてるのは世界の方で、ワタシ達がマトモって言いたいの?もしそうならちょっと失望しちゃうな」
「そうじゃないよ」
ユウイチはやや苦笑ぎみに説明する。
「俺達は他の人達と比べて少々タガがはずれてるだけの常識人なんじゃないかな。
病んでると言ってもいいけどね」
不意に言葉を切ってユウイチはイクエと繋いでいるのと逆の手で自分の腹から突き出た包丁の柄を指差した。
「隣人の狂気に脅かされてるのは俺達だって一緒だろ?」



