「とにかくたまには一緒に外出しようよ。
そうだ映画を観にいこっ。デートしよデート!」

叔父さんは一瞬オカシな物でも見るような表情になったが気にしない。

「いまスッゴく評判イイのやってるの。
頭使わなくてもノリだけでメチャクチャ笑えるんだって!
今の叔父さんにピッタリよ!」

「いや、でも…」

「若い娘にデートに誘われて断るなんて失礼よ。
それともワタシとなんか一緒に歩きたくないの?」

「そんな事はないが」

「じゃあ決まりね!今から晩ご飯こみで映画を観に行きます!」