あの日世界は色を失った。 生まれた瞬間から決まっていた運命だと理解する頭とは裏腹に心は涙を流して。 あとはただ落ちるだけだと 生きる道を決めたとき 貴方という存在で 再び鮮やかに咲いた世界。 紙吹雪第七章~時語~