「いってきます。」
「いっ、いってらっしゃい……。」
チュッと私の唇を奪って出勤する旦那様。
「朝からあっついわね〜。」
踵を返すとリビングのドア枠に凭れ掛かるありさちゃん。
「新婚っていいわね〜。項にキスマークついてるわよ〜?」
「なっ!」
意地悪く口角を上げるありさちゃんを振り切りリビングに入る。
「かれん、よかったと思わない?」
「何が?」
「部屋が防音で。」
ソファーに座り、赤面する私と向かいに座りニヤニヤ笑うありさちゃん。
「ありさちゃん下品。」
「処女にはあの快感がわからないんだから、お子様は黙ってなさい。」
露骨に顔を歪めたひなのちゃんにそう言うとまたこっちを見て笑う。
だって――――…だって海斗さんが………。
「いっ、いってらっしゃい……。」
チュッと私の唇を奪って出勤する旦那様。
「朝からあっついわね〜。」
踵を返すとリビングのドア枠に凭れ掛かるありさちゃん。
「新婚っていいわね〜。項にキスマークついてるわよ〜?」
「なっ!」
意地悪く口角を上げるありさちゃんを振り切りリビングに入る。
「かれん、よかったと思わない?」
「何が?」
「部屋が防音で。」
ソファーに座り、赤面する私と向かいに座りニヤニヤ笑うありさちゃん。
「ありさちゃん下品。」
「処女にはあの快感がわからないんだから、お子様は黙ってなさい。」
露骨に顔を歪めたひなのちゃんにそう言うとまたこっちを見て笑う。
だって――――…だって海斗さんが………。