ソラと私とツインテールの記憶*



「なに...?」

つい 口が重くなる。

「その顔の絆創膏どうしたの?」

右頬は、大きめの絆創膏が張り付けてある。

「別に、怪我しただけ」



それだけ答えると、席に座り直し机に伏せた。