『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第91話

 そんな感じでポツポツと検査を受けながら予定の2週間が過ぎた。

 検査はまだ半分以上残っている。

いつ退院できるかわからない。

いつ移植リストに載ることができるのかわからない。

そんな日々にイライラし始めていた。


 ナースとのやりとりには少しずつ慣れてきたが、オージータイムに慣れきることはできずにいる昭太郎だった。

 5時の規定通りに帰る倉本と医師達。

土日は完全休業。

ほんとに病院なのか?と疑問を抱きながら外国の契約社会をリアルに体験していた。


夜になると、昭太郎は今までに感じたことのない孤独を感じていた。

人はいるけど日本人がいない。

英語がわからない昭太郎には誰も話しかけてこない。

外人の表情を見ても何を考えているかわからない。

そんな夜は淋しさが襲ってきた。たった2週間だというのに・・・。