第26話
昭太郎の強い希望もあり、救急病院から紹介状をもらい山王医大に転院した。
この病院の施設は県下一であるということであるが、患者はモルモットのように扱われるという勝手な噂もある病院であった。
足の皮膚の感覚異常がみられ、自律神経系統の異常という診断から医大の神経内科で精密検査が行われることになっていた。
「先生!やれることは何でもしますから、考えられる全部の検査をしてください」
強く主張する昭太郎に穏やかに答える担当の永峰医師。
「はい、全部やりましょう。気の済むまで」
「お願いします」
と立ち上がった昭太郎は目眩にクラッときてうずくまった。
首を傾げた永峰医師は血圧を測らせて下さいと言ってイスに座らせ腕帯をまいた。
「次、そのまま立ち上がって下さい」
ゆっくりと立ち上がったまま血圧をもう一度測定した。
「やはり・・・」
少し怠そうな昭太郎に告げた。
「起立性低血圧。立ち上がったときに血圧が50も下がってますね」
今までとは何か違うものを感じた昭太郎はもう一度
「先生、宜しくお願いします!」と言っていた。
★
昭太郎の強い希望もあり、救急病院から紹介状をもらい山王医大に転院した。
この病院の施設は県下一であるということであるが、患者はモルモットのように扱われるという勝手な噂もある病院であった。
足の皮膚の感覚異常がみられ、自律神経系統の異常という診断から医大の神経内科で精密検査が行われることになっていた。
「先生!やれることは何でもしますから、考えられる全部の検査をしてください」
強く主張する昭太郎に穏やかに答える担当の永峰医師。
「はい、全部やりましょう。気の済むまで」
「お願いします」
と立ち上がった昭太郎は目眩にクラッときてうずくまった。
首を傾げた永峰医師は血圧を測らせて下さいと言ってイスに座らせ腕帯をまいた。
「次、そのまま立ち上がって下さい」
ゆっくりと立ち上がったまま血圧をもう一度測定した。
「やはり・・・」
少し怠そうな昭太郎に告げた。
「起立性低血圧。立ち上がったときに血圧が50も下がってますね」
今までとは何か違うものを感じた昭太郎はもう一度
「先生、宜しくお願いします!」と言っていた。
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