『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第228話

 小さいチサもよく見える。

(サンキュー。
あの時の花火は小さかったよな。
今日は遠いところからありがとう。
お前と出逢ってからのオーストラリアは違う景色に見えたよ。
ありがとう)


勇介のアホ面がよく見える。

(勇介、お前の優しさには随分助けられたよな、ありがとう。
お前がいて救われたことがいっぱいある。
ほんとにありがとう)


 綾乃のカッコ付けポーズが浮かび上がる。

(サンキュー綾乃。
お前のしてくれたことは一生忘れない・・)


 光隆と目が合った。
(光隆、サンキュー。
いつも気を遣ってくれて嬉しいよ。
お前にはこれからもいろいろ相談すると思うけど、よろしく頼むな・・・おまえがいなきゃ俺の人生つまらねぇーよ)


 敏哉に歩み寄った昭太郎。

「すっげー花火だな。こんなに近くで見たの初めてだよ」

「だろ、すっげーだろ。山梨も結構いいぞ。あとさ・・」

「何だ」

「お前に見せたい企画書がある。相談に乗ってくれないか」

「もちろんだ、昭太郎が企画書持ってくるの何年ぶりだっけ」

「あはは、忘れたよ」

(敏哉ありがとう。
お前が励ましてくれなかったら今の俺はないよ。
ガキの頃からありがとう。
これからはもっといくぜ。
よろしくな)


 忙しく動き回る直太郎が見える。

クラロズファミリーも集まっている。

(直太郎、サンキュー。
クラロは今の俺の居場所だよ。
居場所をつくってくれてありがとう。
一緒に山梨で頑張っていこうな。
これからもよろしく)