第219話
カフェクラロの電飾看板が赤く灯る。
あの宣言日から自称童話作家は先生気分で悩むフリなどもしていた。
子連れのママなどに「一番子供に伝えたいことって何ですか?」とマーケティングしながらコーヒーを交わして悩むことを楽しんでいた。
「昭太郎さん、そろそろストーリー決まったんですか?」
「バカ!ストーリーは最後なんだよ、物語にはモチーフが必要なんだよ、その伝えるべき哲学が決まらないとストーリーは書けないの」といっちょ前の口をきく昭太郎。
「じゃあ、そのモチーフとやらは決まったんですか?」
「そこが難しいところなんだよ、俺が考えてるのは大人として子供に一番伝えたいことを考えてるんだけど・・・なかなか絞りきれない・・・」
「偉そうに言ってるけど、結局、何にも決まってないんじゃん」と小声で愚痴る直太郎。
「何!」
「いや、独り言です・・・」
「ふーん」
「で、こないだもまた花火師さん来たんですよ!最近よく来るんですよ!」と妙に大声で話を変える直太郎。
「じゃあ、尺玉打ち上げさせてくださいって言やいいじゃん」
「そんなこと言えないっすよ」
「やり始めなきゃ何も始まらないよ」少し本気な感じだった・・・。
「・・・・・」
★
カフェクラロの電飾看板が赤く灯る。
あの宣言日から自称童話作家は先生気分で悩むフリなどもしていた。
子連れのママなどに「一番子供に伝えたいことって何ですか?」とマーケティングしながらコーヒーを交わして悩むことを楽しんでいた。
「昭太郎さん、そろそろストーリー決まったんですか?」
「バカ!ストーリーは最後なんだよ、物語にはモチーフが必要なんだよ、その伝えるべき哲学が決まらないとストーリーは書けないの」といっちょ前の口をきく昭太郎。
「じゃあ、そのモチーフとやらは決まったんですか?」
「そこが難しいところなんだよ、俺が考えてるのは大人として子供に一番伝えたいことを考えてるんだけど・・・なかなか絞りきれない・・・」
「偉そうに言ってるけど、結局、何にも決まってないんじゃん」と小声で愚痴る直太郎。
「何!」
「いや、独り言です・・・」
「ふーん」
「で、こないだもまた花火師さん来たんですよ!最近よく来るんですよ!」と妙に大声で話を変える直太郎。
「じゃあ、尺玉打ち上げさせてくださいって言やいいじゃん」
「そんなこと言えないっすよ」
「やり始めなきゃ何も始まらないよ」少し本気な感じだった・・・。
「・・・・・」
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