第200話
ファミレスでの反省会は俺たちのルールだった。
イベントを成し遂げた後には反省会をやる。
あの時こうすれば良かったなどと言い合うことが最高に楽しい。
その反省会の終盤、少し疲れた表情を浮かべる昭太郎に光隆が声をかけた。「昭太郎、疲れたんじゃないか?大丈夫か?」
「いや、大丈夫だ。ありがとう」そう答えた昭太郎だったが、みんなのハイテンションには、ついていけてなかった。
夜はこれからという時間であったが、大事をとって早めに帰路についた昭太郎。
「明日どうする?」
「こないだ連れてきた彼女、結構いいじゃん!」とか普段の会話ができないことに気付いてからテンションは少し下がったが、久しぶりに大勢の前にいれたことや倒れずにやりきれた充実感を握りしめながら首都高を走らせていた。
横に流れる東京タワーはものすごく大きく赤かった。
ネオンの間隔がどんどん離れていく。
おじさんに「どうも!」と声をかけた料金所。
アクセルを踏み込んだとき、パーティー会場で仲間の友人に言われた言葉が昭太郎の脳裏に蘇る。「どうも!あぁ、この人が移植した人ですか。話しには聞いていました・・・」
当たり前のことだ。
その通りだ。
何も間違っていない。と思うのだが、なぜだか腑に落ちない・・・俺は移植をした人で総括されるのだ・・・。
【あの時、僕は気付いてしまったのだ。
戻りたかった場所に戻ってみて、昔のままの場所はないことに気付いてしまったのだ。
これから、このまま、この状態で生きていく。
戻るのではない、自分に満足してお前達と会いたい。】
★
ファミレスでの反省会は俺たちのルールだった。
イベントを成し遂げた後には反省会をやる。
あの時こうすれば良かったなどと言い合うことが最高に楽しい。
その反省会の終盤、少し疲れた表情を浮かべる昭太郎に光隆が声をかけた。「昭太郎、疲れたんじゃないか?大丈夫か?」
「いや、大丈夫だ。ありがとう」そう答えた昭太郎だったが、みんなのハイテンションには、ついていけてなかった。
夜はこれからという時間であったが、大事をとって早めに帰路についた昭太郎。
「明日どうする?」
「こないだ連れてきた彼女、結構いいじゃん!」とか普段の会話ができないことに気付いてからテンションは少し下がったが、久しぶりに大勢の前にいれたことや倒れずにやりきれた充実感を握りしめながら首都高を走らせていた。
横に流れる東京タワーはものすごく大きく赤かった。
ネオンの間隔がどんどん離れていく。
おじさんに「どうも!」と声をかけた料金所。
アクセルを踏み込んだとき、パーティー会場で仲間の友人に言われた言葉が昭太郎の脳裏に蘇る。「どうも!あぁ、この人が移植した人ですか。話しには聞いていました・・・」
当たり前のことだ。
その通りだ。
何も間違っていない。と思うのだが、なぜだか腑に落ちない・・・俺は移植をした人で総括されるのだ・・・。
【あの時、僕は気付いてしまったのだ。
戻りたかった場所に戻ってみて、昔のままの場所はないことに気付いてしまったのだ。
これから、このまま、この状態で生きていく。
戻るのではない、自分に満足してお前達と会いたい。】
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