『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第196話

 ホームページを更新して、メールをもらう。

定期的な情報発信をすることで、アクセス数も増えてきた。

新しい見解を書くためには新しい発見が必要なので、本を読んだり出掛けたりする。

順番が逆なような気もするが、このホームページを書き始めてから昭太郎は忙しくしていた。





カフェクラロに週1ペースで通い始め、二ヶ月後には週1が週3になっていた。

赤い暖炉に薪がくべられている。

(この暖炉、使えるんだ・・・)

 コンビニの片隅に置かれていた臓器移植ドナーカードをクラロに持ち込み、さりげなく「これ知ってる?」と差し出してみた。

 カウンターに座る常連の若い女はこれを見ながら「やっぱり眼球はヤダよね~」とマスターに同意を求める。

「う~ん・・・怖いけど、よくわからないけど、人のためになるんだったらいいかもな・・・」
ポツリと言ったマスターは食器を洗い出した・・・。

昭太郎はタバコに火をつけ話題を変えた。「マスター!今流れてるBGM、何て言うの?」

「これ、いいよねぇ、これは【STRATING OVER】って曲でね、ジョンが長い主夫業から復活したときに出した曲でね、再出発って意味なんだよ・・」

「再出発か、STRATING OVERか、なんかいいよね、これ・・・」

「いいよねぇ、ジョンは・・・」
 マスターは得意に話し込み始めた・・・。