『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第192話

苦しいとき痛いとき、ただ、その症状とシンプルに向き合い勝負する。

それだけなのだと初めて割り切れた。

その時、ネガティブな自分が現れようが関係ない。

症状に勝ち正常に戻るか、負けて死ぬかそれだけなのだ。

非常にシンプルなモノだという結論を出した。

そして、この結論は病気について悩む自分を解放し、『病気である自分』と受け止めることに繋がっていった。

病気に対しての結論を出した昭太郎は自戒することで、今の自分を受け止めようと、紙にマジックをはしらせた。


苦しい日がある。
動けない日がある。
走ることはできない。
時間のある約束は守れない。
約束はしない。
朝から動くことはできない。
外に長く居ることはできない。
障害者手帳を持っている。

・・・・・・


そう書いた紙を一番目立つベットの前に貼りつけ、自戒した。

自分にできないことをキチンと認めて生活を送ることを始めた。

昭太郎はその紙の一番下に大きな字で書いた。


 【でも、何でもできる。じゃあ、こんなこともできるはず!】