『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第185話

そんな甘えたメールに柳先生は先生としてではなく、ひとりの人間として応えた。

成長した昭太郎を認めてくれた嬉しさとほんの少しの淋しさを感じさせるメールだったが、
最後に
「私は常に転んだら自分でどうにか這い上がれる子を育てています。今も変わらずに心を育てたいと思っています」
 そう書いてあった・・・

先生としての言葉を見つけた。


 「先生!俺頑張るよ。その言葉の未来になれるように頑張るよ」と学園モノの青春ドラマのように先生がいたら抱きついているほどに感動した。

そして、そんな気持ちが素直に表現できずに青春ドラマなどと揶揄する自分を戒めた・・・。



 【あの時の僕は俺の先生はいいだろうと自慢したい気持ちでいっぱいだった。
病気のせいにしているうちは何も変わらない。
闘わなければ何も変わらない。
そして、成長したいと思う気持ちは加速していた。】