『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第133話

誕生日には日本から宅急便が届き、中にはミスターチルドレンのCDとバースデイメッセージ入りのビデオテープが入っていた。

 バースデイメッセージ入りのビデオは何度も繰り返し見ていた。

仲間達が誕生日メッセージをビデオに向かって話しかけ、早く戻ってきてねとコメントする。

20人近い仲間達のメッセージを見る度に涙を流す。

涙を流すために見るのか、ビデオを見るから涙が出るのかわからなくなるほど繰り返し見ていた。

 ミスターチルドレンの『星になれたら』という唄は昭太郎の泣きポイントを押さえていたし、ミスターチルドレンを聴いていた頃の想い出が輝きすぎて、これも涙が止まらなかった。

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さようなら 会えなくなるけど さみしくなんかないよ そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るから 動き出した 僕の夢 高い山越えて 
星になれたらいいな
何かに つまずいた時は 空に手をかざしてみよう この風は きっとどこかで君と つながってるから 呼んでる声がする だけど帰りたくない 笑われるのにも 慣れた
長く助走をとった方が より遠くに 飛べるって聞いた
そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るはず 動き出した僕の夢 深い谷越えて
虹になれたらいいな
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 この歌詞は今の状況とダブって涙がとまらない。

涙ポイントの地雷がふんだんに埋められていた・・・。