第128話
ペースメーカーの手術を終えた昭太郎は413号室に戻った。
誰もいない2人部屋の病室に独り。
ペースメーカを埋めた左肩の痛みを感じながら笑みを浮かべていた。
壁に掛かる時計を眺めながら手術着に着替える。
「10時か・・・あと、1時間。みんな何処に行ったんだろう・・・」
窓から見えるB棟の夜景。
窓ガラスに映る手術着姿に微笑みながら呟いた。
「今日で全てが変わる。今日から俺は変わるんだ」
時計の針が11時30を指す。
部屋には変わらず昭太郎の姿しかない・・・。
ベットに寝そべりながら昭太郎は天井を眺める。
(今日の天井は変わらず白いけど、いつもより圧迫感がない。・・・・手術の時もオージータイムなのか・・・。まぁ、このオージータイムは苦にならない。むしろ、素敵な時間のロスタイムみたいだ・・・なんてな・・・)
母親を先頭に光隆、綾乃、勇介が静かに並んで病室に入ってきた。
「何やってたんだよ、寂しいじゃねぇーか!」と声をかける昭太郎に
「何も訊いてないの?」と母親がポツリと言った。
「何って、何だよ、壁に並んじゃって・・・」
見渡す仲間達の顔。
母親の顔にも笑みは見えなかった。
「何だよ!」と昭太郎。
・・・・・・
「どうしたんだよ、お前ら!」何も発しない仲間達に迫る。
・・・・・・
下を向く仲間達は口をしっかりと紡いだ顔で昭太郎を見つめている。
「何も知らないのね」と母親が口を開いた。
「なんだよ、何がどうしたんだよ!」昭太郎が声を荒げ、左肩を押さえる。
ペースメーカーの手術を終えた昭太郎は413号室に戻った。
誰もいない2人部屋の病室に独り。
ペースメーカを埋めた左肩の痛みを感じながら笑みを浮かべていた。
壁に掛かる時計を眺めながら手術着に着替える。
「10時か・・・あと、1時間。みんな何処に行ったんだろう・・・」
窓から見えるB棟の夜景。
窓ガラスに映る手術着姿に微笑みながら呟いた。
「今日で全てが変わる。今日から俺は変わるんだ」
時計の針が11時30を指す。
部屋には変わらず昭太郎の姿しかない・・・。
ベットに寝そべりながら昭太郎は天井を眺める。
(今日の天井は変わらず白いけど、いつもより圧迫感がない。・・・・手術の時もオージータイムなのか・・・。まぁ、このオージータイムは苦にならない。むしろ、素敵な時間のロスタイムみたいだ・・・なんてな・・・)
母親を先頭に光隆、綾乃、勇介が静かに並んで病室に入ってきた。
「何やってたんだよ、寂しいじゃねぇーか!」と声をかける昭太郎に
「何も訊いてないの?」と母親がポツリと言った。
「何って、何だよ、壁に並んじゃって・・・」
見渡す仲間達の顔。
母親の顔にも笑みは見えなかった。
「何だよ!」と昭太郎。
・・・・・・
「どうしたんだよ、お前ら!」何も発しない仲間達に迫る。
・・・・・・
下を向く仲間達は口をしっかりと紡いだ顔で昭太郎を見つめている。
「何も知らないのね」と母親が口を開いた。
「なんだよ、何がどうしたんだよ!」昭太郎が声を荒げ、左肩を押さえる。



