『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第125話

「マジか!」一番に発したのは光隆。

「マジだ!」そして勇介が叫ぶ。

「マジ!」と甲高い声を発する綾乃。

「おぉぉぉぉ!マジだ!」

「来ちゃったよ、マジで来たのかよ、すげーんじゃねぇーか!」

「すげーだろ、これ」と立ち上がる光隆。

「マジか!」

「マジだ!」

「どうする?」

「どうするって」

「どうすりゃいいんだ」

「どうって、知るかよ」

「どうしよう」と勇介がオロオロする。

「お前はどうもしなくていいよ」と光隆が突っ込んだ。

 失笑が大笑いに広がった。

「まぁ、落ち着け!」

「病院に行くんだろ」

「そうだな、病院だ」

「ちょっと待てよ、記念写真とろうぜ」と勇介。

「バカ!それどころじゃねぇーだろ」と光隆が言うと

「いや、それもいいかも」と昭太郎。

「まぁ、落ち着きなよ」と綾乃がなだめる。

 とりあえず記念写真を撮っていた。

何枚も撮っていた。

みんないい笑顔で写っていた。



「こんなこともあるんだな」

「俺たちがいるときに来るなんて、ドラマだろ」

「お前達が運を運んでくれたのかもしれない」

「やっぱゴールドコーストに行ったのがよかったんじゃねぇーの?」

「それ、ある」

「すげーよ、ほんと、すげーよ」

「日本のみんなに知らせた方がいいんじゃないの?」

「まぁ、病院が先だろ」

「そうだな、病院だ、病院に行くぞ!」

「おおぉぉぉ!」