『クルマとタバコとカンコーヒーと…』【リアル物語ケータイ小説版】

第111話

昭太郎は毎朝起きるとトイレに駆け込みゲロを吐く。

朝なので吐くものなど何もないのだが吐き気に襲われて起きる。

ここ最近、毎日の習慣になっていた。

ドクターの解答は自律神経障害ということで、対処方法はなかった。

一通り吐き終えると身体が痛くなる。
これも毎日続いている。

しかし、病人歴の長い昭太郎はこんなことではへこたれないのだ。

吐き気は吐けば治まるし、身体の痛みも時間が経てば楽になる。
朝起きてから1時間で良くなる日もあれば、5時間かかる日もある。

だが昭太郎は最長5時間経てば楽になるということを考えていたし、5時間経てば動ける時間が来るということに気付いていた。

その日は起きてから4時間後にはバスに乗っていた。