第101話
いつも曲がるはずの交差点。
いつも避けていた坂道を登り始める。
体重を前にゆっくり、ゆっくり一歩を踏み出す。
アスファルトの模様がよく見える。
木の葉っぱが一枚一枚よく見える。
今まで見たことのない街並。
黄色や白の家が建ち並び、庭に放された犬が吠えている。
息を吐きながら一歩を踏み出す。
高速道路の下に通るトンネルを越えると丘の頂上に立つ。
坂道の終わりから見渡せる隣街。
両膝に手をつき後ろを振り返る。
このまま帰れば何とか帰れるだろう。
だが、新たな街並が見たくなった昭太郎はそのまま歩き始めた。
新たな街には商店街があった。
外国の田舎の商店街。
時間がゆっくり流れているような風景。
今まで見たことのない別の街。
商店街のあるベンチに座った昭太郎の足は限界だった。
でも、頑張れた自分と冒険したような気持ちは昭太郎の心を晴らしていた。
そこで暫く人の流れを見続けていた。
ザクスタイルが気になる子供達は振り返る。
夕陽が傾くのを確認しながらタクシーに乗り込んだ。
「贅沢しちまったな・・・」
★
いつも曲がるはずの交差点。
いつも避けていた坂道を登り始める。
体重を前にゆっくり、ゆっくり一歩を踏み出す。
アスファルトの模様がよく見える。
木の葉っぱが一枚一枚よく見える。
今まで見たことのない街並。
黄色や白の家が建ち並び、庭に放された犬が吠えている。
息を吐きながら一歩を踏み出す。
高速道路の下に通るトンネルを越えると丘の頂上に立つ。
坂道の終わりから見渡せる隣街。
両膝に手をつき後ろを振り返る。
このまま帰れば何とか帰れるだろう。
だが、新たな街並が見たくなった昭太郎はそのまま歩き始めた。
新たな街には商店街があった。
外国の田舎の商店街。
時間がゆっくり流れているような風景。
今まで見たことのない別の街。
商店街のあるベンチに座った昭太郎の足は限界だった。
でも、頑張れた自分と冒険したような気持ちは昭太郎の心を晴らしていた。
そこで暫く人の流れを見続けていた。
ザクスタイルが気になる子供達は振り返る。
夕陽が傾くのを確認しながらタクシーに乗り込んだ。
「贅沢しちまったな・・・」
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