だって… 「あまりにも普通に作るから… 昨日のパスタも美味かったし、誕生日のケーキも。」 華は、今年も誕生日にケーキを作ってくれたんだ。 今回は、桃のケーキ。 相変わらず、美味かった。 俺の質問に、華は笑う。 「だって、好きな人には手料理作ってあげたかったから。 あのときから、啓飛のためだったんだ。 啓飛だけのために、お母さんに教えてもらってた。」 キミの言う あのとき は いつのことだろう? .