今は午後9時近い。 家に帰るのは10時過ぎだろう。 携帯を開くと、画面に広がる待ち受け。 幸せそうに笑ってる華とのツーショット。 ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめる華を、俺が肩を抱いて引き寄せていた。 …会えないのがつらい。 毎日のように会っていたときが 懐かしくて、羨ましい。 ……でも これからもっと会える時間は減っていくだろう。 ずっとこのままじゃ、いられない。 いつか 華が離れていく日が来るかもしれない。 そんなの想像したくもないけど。 .