好き とか 嫌い とか… そういう感情じゃない。 この胸の高鳴りが何なのか、あたしにはわからなかった。 「…そうですね。 お話しましょう!!」 キッチンに向かい、お湯を沸かす。 お話 といえば、紅茶とクッキーでしょ!!? 「紅茶?手伝うよ。」 「大丈夫です。座っててくださいね?」 ゆっくり、誰かと話す機会なんて少ない。 その相手が涼さんなんて ちょっと、びっくりだし。 でも… あのメールのこととかも 話さなきゃ… .