年上王子のお嫁さん☆



好き とか

嫌い とか…


そういう感情じゃない。



この胸の高鳴りが何なのか、あたしにはわからなかった。





「…そうですね。
お話しましょう!!」



キッチンに向かい、お湯を沸かす。


お話 といえば、紅茶とクッキーでしょ!!?





「紅茶?手伝うよ。」


「大丈夫です。座っててくださいね?」




ゆっくり、誰かと話す機会なんて少ない。


その相手が涼さんなんて

ちょっと、びっくりだし。




でも…



あのメールのこととかも

話さなきゃ…





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