薄くなっていく意識の中で ただ、わかることは “未成年なのに”…… この言葉に、少しだけショックを受けていることだった。 あたしのことを、遠回しに ガキ お子ちゃま って、言われてるみたいで イヤだった。 あたしだって、啓飛たちと一緒にお酒飲みたいよ。 でも…… 未成年のあたしには まだまだ、到底叶わない。 あと3年のうちに 何が起こるかわからないし。 ……こんな風に考えてしまう自分が 情けない。 .