自分で言っときながら、顔が熱くなっていく。 「…フフ。 ほら、お水どうぞ。」 「…ぁ、ありがとうございます。」 赤くなってるあたしを見兼ねて、お水を渡してくれた。 そして、ニコッと笑って 席を立った。 …優しいな、安藤さん…… 有り難く思い、お水を飲むと… ……!!? カッと熱いものが喉を通っていく感覚。 何、これ… もう一度確かめるように、飲んでみる。 「……っ…」 やっぱり。 これ、お酒だ。 .