40分くらいかかって、家につく。 「ただいま〜。」 「あら、おかえり。 早かったわね?」 リビングでは、お母さんがお出迎え。 お母さんは、今もパートで働いている。 「ちょっとね… ぁ、啓飛に電話しなきゃ。」 早速、携帯を取り出し 電話をかける。 プルルルル…プルルルル… 『もしもし?』 「もしもし?メール見たよ。 何?」 すぐに電話に出た啓飛。 久し振りにゆっくり聞く、彼氏の声に ポーッと聞き惚れる。 .