ベッドに並んで横たわり

天井を見つめる二人。

天に伸ばした私の手の隣に
貴方の大きな手が並ぶ。

その手に、私の手を重ねて
指を絡める。

芳野は、何も話さない。

何を言えばいいのか

貴方は、探す・・・

私にかける言葉を探して・・・

何も話せない。

楽しいはずの時間は
罪を感じる時間に変わる。

抑えられない気持ちのままに
突き進んだ結果、残るのは
罪悪感。