次の日は 朝会だった。 体育館に集い 群衆が整列する。 「お前、前だろチビ」 すみれに蹴飛ばすような 動作を見せた。 「うっさいな!」 と怒鳴ったがすみれは 一番前に行く素振りを 見せない。 朝会での一番前って なんだか躊躇する。 理由は多種あるが 自ら一番前に並ぶのは 勇者のように思える。 今日もまた私とすみれ ではない人が勇者となる。 私はそれほど背は小さくないけどね。