「王様に手を出すなんて 死刑だー!」 高橋の仲間 石井がボール箱を持って ボールを投げてくる。 「咲、逃げよ!」 敵に背を見せるのかと 言いたかったが すみれは既に逃げる体制に 入っていたので私も 一緒に逃げる事にした。 女子トイレに逃げ込み 息を吐く。 「もぅ何やってるの!!」 すみれが怒鳴る。 「石井まで敵に回して」 「いーじゃん、べつに」 「よくない」と叫ぶすみれの 心情を読み取ってついため息が出る。 「石井は敵とは思ってないよ」 王様曰く。