冷たい月




公園の時計の針が


ゆっくり


確実に



時を刻んでいた





12のところで待つ短針


長針がもうすぐ


短針に出逢う







『良治の部屋の窓からでも
よかったのに』




『それはいつでも見れるだろ?』




『そうだけど…』





『2人で初めて見る消灯は今日だけだろ』







後ろから璃空をギュッと抱きしめる