「でも継いでよかった
停まってた時間が進んだから」


そう笑ったしん兄に
        強さを感じた


「ええなーしん君ゎ頭いくて」


「いやいやー!?
カイにゎ敵わねぇよ
     医学書読んでるしー」


「なッ!?なんで知っとんねん」


「リビングに置きっぱでー
麻姫違うしありすちゃん
     馬鹿っぽかったから
カイの部屋に置いといたの―」