大学にもシェアにも 慣れてきたような冬の終わり頃 「亜梨空ちゃーん」 聞き慣れた緩い口調の しん兄に呼び止められた (・・・スーツ萌え~//) つい顔が緩んでしまうけど 平然を装って笑顔を向けた 「しん兄♪職場って この辺だったの?」 「そ~だよ~てか しん兄って呼んでくれるの アリスちゃんだけだよ~」