心で悪態をついてから
     また珈琲に口を着けた


カラーン


扉が開く音がして
     ふと後ろを振り返った


「.......まき姉。な...んで?」


ドアの前に立ってたのゎ
辛そうな顔をしたまき姉だった


「アリスがここにいると思って」


そう言うとあたしの隣に座った


「お店の人ゎいない感じ?」


「今...奥にいっちゃって」


「そう...。」


いつもより静かなまき姉ゎ
  少し緊張してるみたいだった


「特別にー無償でかい...麻姫!!」


奥から戻ってきたマスターゎ
   かなりビックリしたみたいで


少し固まっていた