本当は分かってた。 アナタが遊びでなんか 付き合えない人だ ってことぐらい。 だから…、 ちゃんとあたしを 見ててくれた、 とも思う。 想っててくれた、 とも思う。 例え――… あたし対アナタ の割合が 07対03 だったとしても。 0じゃなかった、のは あたしが 1番良く分かってた。 だって――…、 アナタは優しかった。 多分。 あたしを好きで居てくれた。 …あたしがそれに 応えられなかっただけ。 -end-