「静かにしろ」 低いけど響くような綺麗な声がした。 その瞬間に不良たちが騒ぐのを止めた 神崎くん? 神崎くんが一言そう言っただけで こんなに静かになるなんて… 「ゴメンね恐かった? とりあえず期末テストも 頑張って俺を抜かす努力して下さい」 神崎くんは不良たちを連れて 廊下を歩いて行った。 恐かったぁ~… 殴りかかられる勢いだった。