「良かったね愛子ちゃん」
「うん!ありがとー昭義くん!!」
「ふ、愛子ちゃん分かりやす過ぎ(笑)」
へ?
何が分かりやす過ぎ?
「で、さ、功夜…。」
やっぱり慣れないな
「何だよ?」
「何するの?夏休みらしい事って」
なかなか本題に入らない功夜に
痺れを切らしてアタシから聞いた。
「はッはッはッ!!よくぞ聞いてくれた!!!
え~っと藤子から今聞かれた通り…」
ん?ん?
誰だって?
「藤子って誰だよ!!」
和羅くんが聞いてくれた…
アタシも気になる。
「は?藤田愛子。略して藤子だよ!!
ったく、これだから馬鹿は困るぜ…」
「「「「藤原だよね」」」」
アタシ、潤くん、和羅くん、昭義くんが
声を合わせて言ったのにも関わらず…
「あ?誰だソレ」
と、いう感じ。
「クックク…」
碧唯だけお腹を抱えて笑っている。
もういいや…
って思っちゃうよ。