いや、でもうちら女の子同士だし


そんなのありえるの?


私は頭を抱えながら帰路に着いた。


「お帰り。遅かったね」


「あ・・・・慎也・・・来てたの」


「うん。どこ行ってたの?」


「あ・・・千鶴と・・・」


「また千鶴ちゃん?」


「友達だもん。いいじゃない」


「俺よりも友達との時間が大事なの?」


「は?」