「よし、絶対勝つぞ!」 春樹先輩の言葉に俺たちは静かに頷いた。 第1走は荒木南先輩。 荒木先輩はバスケ部で走るのも速く、1位で第2走者にバトンを渡した。 白組は1位のまま 4走の柚菜にバトンがまわってきた。 その時---。