その日から、あたしと拓哉のバッテリーが組まれた。 「ふ〜ん...女子に俺の球が取れるのかねぇ」 初めて話した拓哉は、めっちゃ生意気。 シュッ――っ 見た目、110㌔の速さ。 パンッ― と音を立て、その球は、あたしのグローブにすっぽりはまった。 「すげぇな!お前〜!!」 その喜んだ拓哉の笑顔は、5年後も、変わってなかった。