けんちゃん



もしも

私がその言葉を信じる事ができていたら


本当に私だけを見ていてくれた?



ずっと

傍にいてくれた?



あの時の私はね



人を信じる事ができなくて


大好きなあなたの事でさえ


信じられなかった。


でも今

大人になって思うんだ。



きっとあれは運命だったんだって。




私とあなたの赤い糸は

縺れたうちの1本で


本当の行き先はお互い違う相手だったんだって。




けんちゃん

本当にありがとう。




今、幸せですか?



あの時


黙って出て行って






ごめんなさい。